ひな壇の土地の6つのデメリット
ひな壇の土地の良くない点を、6つ書いています。
地盤が弱い
ひな壇の土地は、切り土や盛り土でつくられているため地盤が弱い可能性があります。
地盤改良工事費用が高い
地盤が弱ければ、地盤改良工事が必要になります。
地盤改良工事は、その方法や杭の長さ・数などによって費用が変わってきます。
当然地盤が弱いほどしっかりと対策をしておかなければならないので、地盤改良工事費用は高くなります。
またひな壇の土地では、重機で土地の上に乗り入れできないケースが多く、重機をつり上げる必要がでてきます。
そうなると、さらに余計な費用がかかってしまいます。
老後には向いていない
ひな壇の土地では、道路から住宅の玄関に行くまでの間に階段が必要になります。
この階段が老後になると、大きな障害になりえます。
コンクリートやタイルでつくられた階段は、住宅の中の階段よりも、転倒をしたときの怪我が重症になる可能性が高いです。
車庫をつくりにくい
道路との高低差があるひな壇の土地では、車庫をつくりにくくなります。
堀り込み車庫(ボックスガレージ)をつくるにも、大がかりな工事と費用が必要になります。
外構工事費用が高い
ひな壇の土地では、外構工事費用が高くなります。
擁壁や堀り込み車庫(ボックスガレージ)、階段、手すり、フェンスなど、つくらないといけないものが多くなるのでどうしても費用が高くなってしまいます。
ポストまでの距離が長くなる
道路と高低差のあるひな壇の土地であれば、道路から玄関までの間に階段をつくらなければなりません。
ポストをつくる位置を、階段の上にするか階段の下にするかでメリット、デメリットが異なります。
階段の下にポストをつくる場合のデメリットは、玄関からポストまでの距離が長くなることです。
ポストが階段の下にあり距離が長くなると、郵便物をとりにいくたびに手間となります。
雨にも濡れてしまいますし、階段を毎回上り下りしなければなりません。
一方階段の上にポストをつくる場合のデメリットは、郵便配達の人やチラシ配りの人たちが階段を上がって玄関前まで入ってきてしまうことです。
他人に玄関前まで侵入されると、少々不気味に感じてしまうこともありそうです。
まとめ
ひな壇の土地の良いところと悪いところをご紹介しました。
ひな壇の土地の良いところとしては、
- 土地の価格が安い
- プライバシーが守られやすい
- 運動量が増える
- 堀り込み車庫(ボックスガレージ)をつくりやすい
- 防犯面が良い
- 日当たりや風通しが良い
- 外観が格好良い
などがあげられます。
ひな壇の土地の悪いところとしては、
- 地盤が弱い
- 地盤改良工事費用が高い
- 老後には向いていない
- 車庫をつくりにくい
- 外構工事費用が高い
- ポストまでの距離が長くなる
などがあげられます。
ひな壇の土地の最大のメリットは、土地の価格が比較的安く設定されていることだといえます。
反対にひな壇の土地の最大のデメリットとしては、外構工事が多く必要になり、外構工事費用が高くなってしまうことです。
土地の価格が安いからといって、よく考えずにその土地を購入してしまうと、あとあと外構工事費用が異常に高くなってしまうといったことになりえますので注意が必要です。
狭小地と狭小住宅のメリット、デメリットについては、こちらの記事をご参考ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。