広い土地を購入したものの、家を建ててから庭の広さに後悔することもあります。
庭が広ければ好きな花や庭木を植えたり、バーベキューをしたり、家族や友人たちと自由に遊べます。
また趣味としてガーデニングをして、自分好みの庭にしておしゃれに見せることができます。
広い庭がある家に住みたい方は多いと思います。しかし、デメリットになることがたくさんあります。
今回は、庭が広い家にして後悔する可能性があるデメリットについて書いていきます。
庭が広い家のデメリット
庭が広ければたくさんのメリットがあります。
しかし、良いことばかりではありません。
広い庭にして後悔しないように、しっかりデメリットを考えておきたいところです。
外構費用が高くなる
建物のまわりの敷地内には、芝生や砂利、ウッドデッキなどなど外構工事が必要になります。
広い庭であれば、フェンスの量が増えますし、芝生や砂利などをたくさん使うので外構費用が高くなります。
当然外構が必要なければ費用がかかりませんが、土のまま放っておくと雑草が生えてくるので広い庭であれば草むしりに労力がかかります。
手入れが大変
広い庭であれば芝生にしても、土のままにしておいても手入れが大変です。
芝生であれば定期的に芝刈りをしないといけないですし、土のままであれば雑草対策に除草剤をまいたり草むしりをしなければなりません。
庭木を植えても剪定をしたり、場合によったら庭師に依頼しなければなりません。
人工芝やコンクリートや砂利などであれば比較的手入れが必要ありません。ただ広い庭一面をコンクリートや砂利で埋めてしまうのはもったいない気もします。
また、風が強い日にはどこからかゴミや枯れ葉などが舞い込んで落ちているので広い庭であれば掃除が大変です。
虫がいっぱい
庭には当然ながら虫がいますし、狭い庭に比べれば広い庭のほうが虫の量も増えます。
とくに芝生や雑草が多い庭には虫が大量に発生しますし、洗濯物を外で干すのも嫌になってしまいます。
虫が相当多い場合には窓を開けるのも嫌になります。網戸にしていても、小さいよくわからない虫が部屋の中に入ってくることはしょっちゅうあります。
庭が無駄になることがある
広い庭があれば、家族や友人達とバーベキューをしたり、ビニールプールを置いたり、走り回ったりと、何でもできます。
趣味で畑をつくったり、庭木や花を植えたりといくらでも楽しむこともできます。
しかし、自分が高齢になり子供が大きくなると広い庭で遊ぶことが減ります。また、趣味がほとんどなく外で作業をするのが苦手な人にとっては広い庭のメリットがなくなります。ただただ手入れに追われる毎日になってしまうと、せっかくの広い庭が無駄になってしまいます。
高齢になると手入れをするのも大変になり、結局放置して雑草が生い茂り見映えが悪くなってしまいます。
プライバシーの問題
庭を囲む塀がある程度高くなければ、外からの視線が入ります。庭が広いのに、人の視線が気になって庭に全く出ないなんてこともあります。
ただ、塀を高くすると外構費用が高くつきます。
そして塀を高くすると今度は反対に外からは何も見えなくなりますが、一度中に入ってしまえば誰からも見られることがなくなるので、防犯的にはあまり良くないとされています。
維持費がかかる
広い庭では手間がかかるだけでなく、維持費もかかってきます。
庭が広いと草刈りや植栽の剪定などの手入れが大変ですが、これを業者に依頼すると当然費用がかかります。
また植栽や花への栄養剤や肥料、土、虫除けの薬などを購入しなければいけないので、細かい費用もかかってきます。
広い庭の活用方法
広い土地を買って広い庭をつくったのはいいけど、ほとんど使わないし雑草が生い茂り手入れが大変。
このような方は、意外にたくさんいると思います。でも、広い庭だからこそできる活用方法があります。
カフェスペースをつくる
庭にテーブルやイスを設置してちょっとしたカフェスペースにしておくと、外で日に当たりながら気分転換ができます。
おしゃれなテーブルやイスを置いておけば、外からの見映えもよくなります。ウッドデッキやテラスとセットにカフェスペースをつくれれば尚良しです。
倉庫を設置する
庭が広い場合、大きい倉庫を設置するのもひつとつの活用方法になります。
倉庫の中に、今まで散らかっていたものや置場所に困っていたものなどを収納することで庭が綺麗に片付きます。
収納スペースはいくらあっても必要なものです。
家庭菜園をする
家庭菜園をすればそれが趣味になりますし、自給自足で節約にもなります。
虫除けや水やりなど、野菜が育つまでは大変ですが食べれるようになったときには感動です。