統計からみる住宅の不満調査。高齢になってから後悔する!?

統計

長い間、家に住んでいると様々な不満がでてきます。

新築の住宅を建てるうえでの「後悔」となることに関連している場合もあります。

「こんなことならあのようにしておけばよかった」と家を買ったときにもっと考えて気をつけていれば後悔せずに済んだのに、というようなことが少なからずあると思います。

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統計からみる住宅の不満調査

下記は、国土交通省に掲載されている『住宅の各要素に対する評価(不満率)』の統計になります。

住宅の各要素に対する評価(不満率)(全国)

出典元:平成25年住生活総合調査|国土交通省

上記の不満調査をみると、最も不満率が高いのが『高齢者などへの配慮』となっています。

次いで不満率が高いのが『地震時の住宅の安全性』となっていますが、
『台風や火災の安全性』についての不満率も高いようです。

また、『省エネルギー性や断熱・気密性、換気性能』への不満も高いようです。

他には『外部からの騒音に対する遮音性』や『上下階や隣戸の生活音などに対する遮音性』、『外部からのプライバシーの確保』など、遮音性やプライバシーへの不満も高いようです。

 

まとめ

不満そうな人の写真上記の不満調査から考えていくと、高齢者への配慮の不満が最も多いことから、家を買うときにやはり老後生活のことをしっかりと考えておく必要がありそうです。手すりや段差解消などのバリアフリーが大切であるといえます。

またこの不満調査からみると、災害に対しての不満も多いことがわかります。災害に対しての不満については、耐震や耐火構造をしっかりと考えておく必要がありそうです。あとは災害に対しては土地の場所も重要です。

省エネルギー性や断熱・気密性、換気性能への不満については、全てを完璧にするには相当なお金がかかってしまいそうです。

しかし、省エネルギー性や断熱・気密性、換気性能は主に光熱費に関わってくることになりますので家を買うときにお金が高くなりますが、毎月の光熱費は安く抑えれるというイメージで考えてどちらが良いのかを選びたいところです。

遮音性やプライバシーへの不満については、遮音性の高い床材や防音性の高い窓や壁、窓の位置などもしっかりと考えておく必要がありそうです。

いずれの不満についてもマンションではなかなか対処は難しく、一戸建てのほうが対処しやすいですよね(*・ω・)ノ

またいずれの不満についても対処していくには、やはり費用が追加でかかってしまうことになります。全ての不満に対処していくと相当な費用になってしまいます。
ですから自分たちならどの不満は許せてどの不満は許せないかを考えて、ハウスメーカーの設計士さんや営業さんにしっかり相談して検討していきたいところです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。