大半の方が、家を買うことは一生に一度の最も大きな買い物になります。
家を買う時期(タイミング)によって、将来の生活にも大きな影響が出る可能性があります。
ちなみに私は家を30歳代で購入しました。
注文住宅を買う時期の統計
下記の表は、総務省統計局に記載されている注文住宅を購入された方の統計です。
世帯主の年齢で、最も多いのが30歳代です。次いで多いのが40歳代となっています。
30歳未満や50歳代では少ない数値となっています。しかし、60歳代では数値が上がっています。
注文住宅購入時の平均年齢は40歳代となっています。
分譲住宅を買う時期の統計
続いて、下記の表は、総務省統計局に記載されている分譲住宅を購入された方の統計です。
注文住宅を購入された方同様に最も多い年齢が30歳代となっており、次いで多いのが40歳代となっています。
注文住宅を購入された方に比べて、60歳代で数値が下がっていますので平均年齢もやや下がっています。
上記二つの統計を見る限りでは、家を買う時期は30歳代が最も多いと言えます。その次が40歳代となります。
60歳代で家を買う方が増えるのは、30歳前後で家を買った方が30年後に家の寿命でリフォームが必要になったから、買い替えるということが多いようです。(ハウスメーカーの営業の方より)
ですからハウスメーカーに来る方の年齢は30歳代・60歳代が多いとおっしゃっていました。
年代別のライフステージ
人生設計を立てるうえで、年代別に一般的なライフステージ(人生のテーマ)があります。
20歳代前半
就職をして、社会での生活で学ぶ時期。
20歳代後半~30歳代前半
家族をつくり、結婚や出産をする時期、教育資金や住宅資金の準備時期。
30歳代後半~40歳代前半
子供の進学などの教育資金や住宅取得資金のかさむ時期。
40歳代後半~50歳代
住宅ローンを返済しながら教育資金も払い、親の介護と自分自身の老後の準備時期。
60歳代
退職後の生活のスタート。退職金が入る時期。
まとめ
家を買う時期(タイミング)は30歳代が最も多いようです。
30歳代では人生の中で最もお金のかかる時期になるかもしれません。結婚・出産・教育資金、それに加えて住宅資金となります。
ライフイベントについては、こちらの記事をご参考ください。
ではなぜ、最もお金のかかる時期に家を買う方が多いのか、それは結婚や出産が大きなポイントとなっている可能性があります。
独身時代に家を買おうと思う方もいらっしゃいますが、数としてはやはり結婚後の方に比べれば少ないと思います。
50歳代になると親の介護や自分自身の老後資金の準備もしなければならなくなる可能性もありますし、住宅ローンの返済が50歳代からの借り入れで返済できるのかという不安もあります。
60歳代では退職を機に、家の老朽化とともに家の買い替えをして第2の人生のスタートをする方も多いようです。
私が調べた結果では家を買う時期(タイミング)は30歳代~40歳代、ついで60歳代が多いという結果となりました。
計画的に貯蓄するには?こちらの記事をご参考に。
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