お部屋に観葉植物を置くと、雰囲気がガラリと変わります。
観葉植物には数えきれないほどのたくさんの種類がありますが、そのなかで育てやすい植物と育てにくい植物があります。
我が家では、ツピダンサス(チュピタンサス)という観葉植物を購入して育てました。
インターネットでは、ツピダンサスは育てやすいと書いていたのですが、実際に育ててみてどうだったのかを書いていきたいと思います。
ツピダンサス(チュピタンサス)とは
ツピダンサスとは、
ウコギ科の1属1種の単型属。インドのアッサム地方からマレー半島にかけて分布。鉢植えが観葉植物として流通する。掌状複葉が互生する常緑小高木で,同じく観葉植物として栽培されるシェフレラに似る。濃緑色で革質の小葉は長さ 15~30cmで,シェフレラよりはかなり大きい。全縁で葉先はとがる。耐陰性が強く,室内で栽培しやすい。熱帯植物であるが,冬は乾燥ぎみに管理すれば5℃程度で越冬する。過湿にすると,根腐れを起しやすいので注意する。
出典元:ツピダンサス|コトバンク
ツピダンサスは、チュピタンサスやツピタンサスとも呼ばれることがあります。
観葉植物の店員さんの間では、チュピタンと略して呼ばれていました。
ツピダンサスは、曲がり方がお洒落で知られています。ちなみに、ツピダンサスの花言葉は幸福です。
ツピダンサスにつく害虫と病気
ツピダンサスには、下記のような害虫がつくことがあります。
カイガラムシ
ハダニ など
下記はツピダンサスがかかりやすい病気です。
害虫も病気も、木が枯れる原因になるので対策はしっかりしておく必要があります。
ツピダンサスは育てにくい?
ツピダンサスは育てにくいのか、それとも育てやすいのか。
私が実際にツピダンサスを育ててみた経験談を書いていきます。
育て方によっては、葉っぱが黒くなったり、葉っぱが垂れ下がってしまうことなんかもあります。
ツピダンサスの葉っぱが黒くなる
ツピダンサスを育てていると、ある日葉っぱを見て驚きました。
なんと葉っぱが黒くなっていたのです!
全ての葉っぱが黒くなっているのではなく、数枚の葉っぱや、葉先の一部分だけが黒くなっているという状態でした。
私はツピダンサスを育てるのがはじめてだったので、葉っぱが黒くなる原因がわかりませんでした。
はじめは日光で葉っぱが焼けて黒く変色してしまっているのかと思っていました。
もともと、ツピダンサスは直射日光を当てずにカーテン越しに日光を当てる程度でいいと、インターネットで調べて知っていたので気をつけていたのですが。。。
日光が当たらないところに置いて、数日間様子をみましたが全く変化がありません。
というかむしろ悪化して黒い葉っぱが増えていました。
反対に日光をもう少し当てるようにしても、変化はありませんでした。
色々調べたのですが、葉っぱが黒くなる原因で他に考えられることは水の量でした。
ツピダンサスは水をやり過ぎると根腐れを起こしてしまうそうです。
それから水やりをしばらく控えていると、葉っぱが黒くなることはなくなりました。
数日間から数週間、水やりをしなくても結構大丈夫だったりします。
ツピダンサスの葉っぱが垂れ下がって元気がない
ツピダンサスを育てていると、まれに茎と葉っぱが元気なく、ふにゃっとへたって垂れ下がってしまって今にも葉っぱが落ちそうなときがあります。
今度こそ日光が足りないのかと思い、日光を数日間当ててみるも変化はなし。
実は今回も水分量が原因だったようです。
ツピダンサスの葉っぱがへたって垂れ下がるのは、水分量が足らないからだったようです。
実際水をやってからは、へたって垂れていたツピダンサスがグングン元気に立ってきました。
水分量に注意!?
ツピダンサスを育てるには慣れるまで、水分量の調整が難しく感じました。
水をやり過ぎると葉っぱが黒くなり、反対に水が足らないと茎や葉っぱがへたって垂れ下がることがあります。
あとで観葉植物のショップ店員に聞いた話なのですが、ツピダンサスの水分量の調整の注意点としては、表面の土が乾燥してきてもすぐに水をやらないことが肝心のようです。
ツピダンサスは表面の土が乾燥してからも数日間は水やりをしなくても大丈夫とのことです。
また、ツピダンサスに水やりをする際の注意点としては鉢の受け皿に必ず水が溜まらない程度に水やりをすることです。
受け皿に水が溜まっていると根腐れの原因になりやすいようです。
もし水やりをし過ぎて、受け皿に水が溜まってしまった場合には、しっかりと拭き取るようにしましょう。
上記のように水分量に注意をしていれば、個人的にはツピダンサスは決して育てにくい観葉植物ではないと思いました。
外構で植栽の費用を安くおさえるには?