注文住宅で後悔している12のこと

注文住宅を建てるには、たくさんのことを決めなければなりません。


注文住宅完成までの一連の流れについては、こちらの記事をご参考ください。

注文住宅引渡しまでの一連の流れ
注文住宅のハウスメーカーと契約をしてから家が自分のものになるまでには、決めることや調べることがたくさんあります。

注文住宅では決めることが多いうえにほとんどが初めての経験になるので、大変です。一回で全て満足のいく家を建てられるのは、不可能に近いです。

よく聞くのが、「家は三回建てると満足のいく理想の家ができあがる」という言葉です。

あれにしておけば良かった。

これはやめておけば良かった。

などなど、誰しもが多くのことを妥協したり、後悔しているはずです。

実際に私も注文住宅を建ててから(外構も含めて)、後悔していることはたくさんあります。

ということで今回は、私が注文住宅を建ててから後悔していることを書いていきます。

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注文住宅を建ててから後悔しているポイント12コ

住宅の写真

注文住宅を建ててから後悔してることはたくさんありますが、そのなかでも今回は私がとくに「やり直したい」と感じるポイントを12コ書いています。

窓で後悔

注文住宅では窓の配置や種類、シャッターの有無までも決めていきます。

窓で後悔しやすいのが日当たり面やプライバシー面です。

我が家でも、プライバシー面で後悔しています。

窓の配置

家の窓の配置はとても重要です。

窓の配置を考えるうえでは、お隣の家の窓や玄関の配置などもしっかりと把握しておく必要があります。

窓を開けたらお隣さんと目があったみたいなことは避けたいところです。

お隣の窓の配置などは、ハウスメーカーの設計士さんが調べてくれるはずです。

我が家でもお隣と窓がかぶらないように出来る限りはずらしていたのですが、唯一リビングの掃きだし窓の位置に関しては悔やんでいます。

なぜかというと窓を開けるとお隣の庭が丸見えで、お隣さんが庭によく出てくるのでカーテンはもちろん窓も閉めっぱなしの状態です。(お隣との家の間隔が結構近いので窓を開けたら丸聞こえになってしまう感じです)

まあ気にならない人には気にならないことかもしれませんが。。。

私的には掃きだし窓ではなく小さなすべり出し窓などにしておけば良かったと、後になって悔いています。

窓のシャッター(雨戸)

掃きだし窓などの大きな窓には、シャッター(雨戸)を取り付けておきたいところです。

なぜならシャッターは防犯面だけでなく、防災面でも効果を発揮するからです。しかし、シャッターをつければその分費用もかかります。

我が家では1階部分の窓にだけシャッターを取り付け、2階部分の窓にはシャッターを取り付けませんでした。1階部分だけシャッターがあれば十分だろうと考えていたのです。

しかし実際に住んでみてわかりましたが、2階部分の窓にもシャッターをつけておけば良かったと後悔しています。

台風などで強風が吹いているときや大雨が降っているときにはとくに、シャッターが欲しくなります。

窓ガラスが割れたら大変ですから。。。

玄関の扉

我が家では、玄関扉を格好良くしたかったので、立体感のある扉にしています。

立体感のある扉とは、平面の扉ではなく、少し膨らんだような凹凸のある扉です。リクシルなどで販売されています。

立体感のある扉はとても格好良く、気にいってるのですが、悩みごともあります。

扉が立体感であるが故に扉の上にスペースがあるため、小鳥が泊まり、フンをされることがあります。

我が家でも、何度も扉についた鳥のフンを拭き取りました。

玄関先は屋根がある家が多いと思うので、扉の上にスペースがあれば鳥の雨宿りの場所にはもってこいですし。

インテリアで後悔

注文住宅ではインテリアコーディネーターとの打ち合わせで、クロスの種類や色、床材の種類や色、クローゼットの種類なども決めていきます。(ハウスメーカーによって打ち合わせは多少異なります)

我が家で後悔しているポイントは、クロスの種類とクローゼットの種類です。

クロス(壁紙)の種類

クロスを選んでいるときには変わった模様や色のクロスにすると、

私

飽きてしまうんじゃないかな。

派手になってしまうんじゃないかな。

などと、よく気にしていました。

ですからクロスはシンプルが一番良いと考えていたのですが実際に家が完成してクロスを見てみると想像以上にシンプルに感じてしまい、もう少しクロスの模様や色を変えても良かったかなと悔やんでいます。

写真で見るのと違い、濃い色のクロスや模様のあるクロスでも、実際に壁に貼られているクロスを見ると案外違和感なくしっくりきたりします。

クローゼットの種類

クローゼットの中の棚の種類は、ある程度選ぶことができる場合が多いです。

可動棚や固定棚、吊り棒にハンガーなどを引っ掛けられるタイプなど、いくつかの種類があります。

我が家では、リビングのクローゼットを固定棚2つのタイプにしました。理由は来客者用の布団を収納するためです。

しかしこれが大失敗でした。

我が家には泊まりにくる来客者なんてほとんどいなかったのです。。。

ということで、布団を収納するのをやめて掃除機や扇風機などを収納することにしました。

しかし、固定棚2つのタイプでは掃除機や扇風機が縦に入りません。(クローゼットの高さにもよりますが)

縦に入らないので斜めに倒して収納するハメに。

可動棚だったら棚の高さを変えることができたのに、とつくづく思います。

間取りで後悔

リビングの写真

注文住宅を建てるうえで、間取りの打ち合わせは非常に重要です。

間取りの打ち合わせでは部屋の数や配置、部屋の広さ、階段の位置など様々なことを決めていきます。

間取りで家の雰囲気だけでなく、生活のしやすさも大きく変わってくるので、できることなら失敗したくはありません。

ただ決めることが非常に多いので、後悔してしまうポイントも多いです。

トイレの配置

トイレをリビングや寝室に隣接して配置すると、トイレで用をたしている音が部屋に漏れてしまうことが結構あります。

我が家でもトイレと寝室が隣接して配置されているので、今となってはこの配置に少し後悔しています。

可能であれば、廊下や部屋のクローゼットを挟むなどしてトイレと部屋の間にワンクッション挟んでおきたいところです。

床暖房の位置

我が家では床暖房を一部の場所に取り付けているのですが、この床暖房の位置が失敗しました。

床暖房をLDKのダイニングとキッチンの場所に取り付けたのです。ダイニングはダイニングテーブルでご飯を食べるとき、キッチンは料理をするときに、床暖房で暖かくなればいいかなと思っていました。

しかし実際冬になると、ダイニングはご飯を食べるときだけ、キッチンは料理をするときだけなので、床暖房をほとんど使いません。一番床暖房が欲しかったところはリビングでした。ソファーでくつろぎながら足元が暖かくなるということができれば良かったのですが、床暖房をリビングに取り付けていないため、こたつを置くことになりました。

脱衣場の位置

我が家では、脱衣場と洗面所を同じ部屋にしています。

そのため家族の誰かがお風呂に入っていれば、洗面所で洗濯・歯磨き・手洗いなどの用事を済ませれないことがあります。とくに年頃の子供がいる場合には、それを強く感じます。

ですから、できることなら脱衣場と洗面所の部屋を分けてつくっていれば良かったと思っています。

和室をつくらなかった

我が家では、和室をつくらずにオープンな畳コーナー(しかも小さい)にしています。

家を建てるまでは、

私

和室なんていらない!

と考えていましたが、実際に住んでみると和室は貴重です。とくにお客さんが来たときに和室があると非常に便利です。

畳コーナーにももちろん良さはたくさんありますが、今考えれば個室または半個室の和室をつくっておけば良かったと悔やんでなりません。

バルコニーの広さ

我が家ではバルコニーで洗濯物は干さずに布団を干すだけの予定だったので、バルコニーは必要最低限の広さでと考えていました。

バルコニーを広くするくらいなら、部屋を広くしたいと考えていました。しかし実際に家で生活していると、バルコニーをもう少し広くしておけば良かったと感じてしまうことがあります。

バルコニーが広ければ、椅子を置いて風にあたりながら読書をすることもできますし、景色をゆっくり眺めることだってできます。

バルコニーでバーベキューなんかもあこがれてしまいます。

そして、屋根をつけてインナーバルコニーにしたかった。。。(残念なことに予算の関係で無理だったんです)

外構で後悔

注文住宅を建てると、外構は別で業者に依頼しなければなりません。ハウスメーカーによっては外構まで提携しておこなってくれるところもあります。

外構でも数多くのことを決める必要がありますし、費用もかかります。

理想通りに見積もりすると、結構な費用になってしまうのでどこかで妥協しなければなりません。

ただ妥協し過ぎるとのちのち後悔してしまう場合があるので、難しいところです。

我が家では、フェンスの種類と人工芝で後悔しています。

フェンスの種類

自分の敷地を取り囲むフェンスには、多くの種類があります。

ただ種類によって費用が全く違うので、理想のフェンスにしていくとすごい高額になってしまいます。一般的には、メッシュフェンスが比較的安い費用となっています。

メッシュフェンスについては、こちらの記事をご参考ください。

アルミ製メッシュフェンスのメリットとデメリット
一軒家に住めば、外構をつくらなければなりません。

我が家でもメッシュフェンスにしています。しかしこのメッシュフェンス、目隠しには全くといっていいほどなりません。

私はメッシュフェンスは目隠しにならないことは知っていたのですが、視線が気になる場合には後付けでフェンスに目隠しの板などを自分で張り付けたらいいかなと考えていました。

しかし、後でよく調べてみると、メッシュフェンスに後付けで板などを張り付けると重みや風の力でフェンスの支柱ごと折れてしまうことがあるらしいのです。

そもそもメッシュフェンスはメッシュなので風を通しており、強風を受け止めてその風の力に耐えられるほどの耐久力はありません。

ですから、メッシュフェンスに後付けで目隠しをしようと計画を立ててしまっていたこと自体が失敗でした。

人工芝いらなかった

私はお庭の芝生で子供やペットと遊びたいという夢を持っていたので、小さい庭でもどうしても芝生が欲しいと考えていました。

天然芝だと手入れが大変で虫も多いと聞いていたので、我が家では人工芝を採用しています。

しかし実際はほとんど庭に出ることなく人工芝を使っていません。さらに強風で人工芝がよく剥がれるので、強風が吹くたび剥がれていないか心配になります。

人工芝を敷く費用が結構高かったので、こんなことなら土のままにして木を植えるなどすれば良かったと後悔しています。

注文住宅で後悔しないために

注文住宅を建ててから後悔や失敗をすることはたくさんあります。

図や写真、3Dなどで家の完成予想図を見ながら確認して考えていても、後悔しない理想の新築を建てるのはなかなか難しいことです。

やはり実際に生活をして、見て触って使用して体験をすることが大切です。しかし、現実的には家が完成する前に体験をすることは難しいことです。

そういったときに住宅展示場や完成見学会、ショールームなどの実際に体験できる場所に何度も行き、参考にして少しでも家を建ててからの後悔や失敗がなくなるようにしていきたいところです。

 

住宅展示場や完成見学会については、こちらの記事をご参考ください。

住宅展示場とオープンハウスと完成見学会の違いは?
今回は住宅展示場とオープンハウスと完成見学会の違いをまとめますので、実際に家を見に行って工務店やハウスメーカーを決めるきっかけになればと思います。

注文住宅を購入してから着工するまでの後悔については、こちらの記事をご参考ください。

注文住宅契約から着工するまでの後悔
現在、我が家はもうすぐ着工にさしかかろうとしている段階です。 今回は実際に注文住宅を契約してから着工するまでで『大変だったこと』と『後悔』を書いていきたいと思います。

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