ニッチの4つのメリットと3つのデメリットとは?スイッチ類をまとめるのも善し悪し。

間取り

注文住宅であれば、ハウスメーカーの設計士さんに相談して壁面にニッチというものをつくることができます。

各ハウスメーカーのモデルハウスに行くと、形や大小様々ですが、このニッチを見かけることがよくあります。

このニッチをつくるのにも、メリットやデメリットがあります。

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ニッチとは

ニッチとは、壁の一部に凹みをつくり、空間をつくる(壁内蔵の固定棚のような)ことです。

その凹みの部分に小物を置いたり、照明などのスイッチ類をまとめて配置したり、その空間をおしゃれとして見せたり、と多目的に使用することができます。

スイッチ類専用にスイッチニッチとも呼ばれています。

ニッチをつくる4つのメリット

ニッチを収納棚として使用することで、部屋を広く見せる

クローゼットやカウンター台をつくるのとは違い、ニッチは凹みの部分に収納ができます。

これにより部屋を広く見せることができるメリットがあります。

もともと壁になっている部分なので、もちろん動線の邪魔にもなりません。

 

ニッチをつくることで、おしゃれに見せる

ニッチをつくるだけで、フラットな壁面が立体的になりおしゃれに見せるのでメリットになります。

また、ニッチの中に照明をつけたり、アクセントクロスにすることでもおしゃれ感が増します。

 

ニッチの中に、スイッチ類をまとめることができる(スイッチニッチ)

壁面にスイッチ類がまとめて何個もあると違和感がありますが、ニッチの中であれば違和感なくまとめて配置することができるのでメリットといえます。

スイッチ類をまとめて配置することで、ちょっとしたコントロールセンターみたいな感じになります。

まさにスイッチニッチです。

ニッチの中にコンセントをつくれば、スマホを充電する場所になる

みなさんはスマホを充電するとき、充電器につなげてスマホをテーブルの上に置いて充電していますか?

床に置いて充電していますか?

私は、スマホを床に置いて充電していることが多いです。充電器のコードが案外短くてテーブルの上に置けなかったりします。

ニッチの中にコンセントをつくれば、ニッチにスマホを置いて充電することができます。

スマホを床に置いて充電していたら、あやまって踏んでしまうことありますよね(´д`|||)私は何度かありました。



ニッチをつくる3つのデメリット

ニッチはカウンター台に比べてつくる場所が制限される

ニッチは壁を凹ましてつくるので、薄い壁や外壁面側の壁などではつくれないことが多いです。

その点ではデメリットといえます。

一方、カウンター台のように壁から出っ張らせてつくる場合は大きさや耐荷重にもよりますが、ニッチに比べてつくれる場所が多くなります。

ニッチの中にスイッチ類をまとめすぎて、スイッチが使いづらくなる

ニッチの中にスイッチ類をまとめて配置できるのがメリットではありますが、スイッチ類をまとめすぎると逆にデメリットとなる可能性もあります。

階段、廊下、各部屋などに行くときにわざわざニッチの場所まで来てスイッチを押さないといけなくなるのはとても不便に感じます。

ですから、すっきりするからといってスイッチ類をまとめすぎるとかえってデメリットになります。

ニッチをつくると費用がかかる

ハウスメーカーにもよると思いますが、基本的にニッチはオプション扱いとなり費用がかかる場合が多いです。

ちなみに我が家のハウスメーカーの場合では、スイッチ類を4つほど配置できる大きさで約8000円かかるとのことでした。

ただ、家を建てた後にニッチをつくるとなると新築の際にニッチをつくる費用よりも高くなることが多いようなので、もしニッチをつくるのであれば新築の際につくるほうが良いと思います。

 

まとめ

ニッチをつくると、動線の邪魔にならずに収納棚として使えますし、スイッチ類をまとめることですっきりとして部屋を広く見せることができます。

それになんといってもニッチがあるだけでおしゃれにみせることができるのが最大のメリットといえます。

しかし、ニッチをつくると費用が余計にかかることやスイッチ類をまとめて配置しすぎるとデメリットとなります。

ニッチをつくれる場所にも多少制限があるので、ハウスメーカーの設計士さんに相談しながらニッチの計画を立てていきたいところです。
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