家の外観の種類について。建物や屋根の形状、窓の配置、外壁材

家の外観で住んでいる人のセンスが外から見てわかるので、外観が特徴的だと中に住んでいる人も特徴的な人なのかなと想像したりしてしまいます。

注文住宅では、決めることがたくさんあるので面倒くさくなることもありますが、家の外観も妥協せずに決めていきたいところです。

注文住宅だからこそ、こだわれるのですから( ̄∠  ̄ )ノ

今回は、家の外観の種類についてを書いていきます。

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家の外観の種類について

家の外観は、建物の形状、窓の配置、外壁材・屋根材、屋根の形状などによって大きく変わります。

 

建物の形状

注文住宅で家の外観を決めるうえで、建物の形はとても重要です。ただ建物の形は間取りにも左右されますので、間取りを決めることも外観をつくるということに繋がってきます。

ハウスメーカーとの打ち合わせが始まって、まず最初に建物の形を決めていくということはないと思います。

もちろんイメージとしてどんな家の外観、形にするかは決めておく必要はあると思います。我が家の場合も、ハウスメーカーとの打ち合わせではまず間取りを決めながら、その間取りをもとに建物の形を図面でつくってもらいました。

建物の形は間取りに左右されると書きましたが、その間取りも土地の形状によるので、土地選びも家の外観には大きく関わってきます。

さらに隣の家や環境によって、建物の形状が採光や風通しにも影響してくる可能性があるので注意が必要です。

街を歩いていても多種多様な家の形が観察できますよね(^-^)

箱形や平屋、縦長や横長、一階が大きく二階が小さい形、L字形やコの字形など色々な形があります。

出来ればこの形の家にしたいとか、みなさんも理想はあると思います。

我が家は正面から見て、少しでも家を大きく見せたいというのも(その他諸事情も)あり横長の形になるように間取りを決めていきました。家の形は土地や間取りにも合わせながらつくっていくので、必ずしも理想の家の形になるとは限りません。

しかしどうしても好きな家の形があるという方は、ハウスメーカーの営業さんには早い段階(土地探しの段階)で伝えておくのもいいと思います。

そうすると理想の家の形も踏まえたうえで、予算内でその家の形がつくれそうな土地を探してくれるかもしれません。数としては、非常に少なくなる可能性はありますが。

 

窓の配置

窓の配置は採光や風通しを考えながらおこなっていきますが、この窓の配置は家の外観にも影響してきます。

外から見て、窓の配置が上下左右バラバラであったり、引き違い窓を多用していたり、家の形に対して窓の形が合っていなかったりということになる可能性があります。

できれば窓の配置は揃えたいし、家の形に対して違和感のないようにしたいものです。

ただ家の構造上、窓を配置したいところに配置できない場合もありますので注意が必要です。例えば、部屋の角近くや天井近くには窓を配置できないこともあります。

我が家の場合でも、家が耐久的に弱くなってしまうのでダメだと言われました。

窓の配置は設計士さんから提案して頂けますし、外観の図面で見て窓の配置がずれていてこちらが気づいていなくても設計士さんからアドバイスを頂けたりもします。我が家の場合ではそうでした。

ただ念のためにご自分でも、間取りを見ながら窓の配置を決めるときに外観から見た時の配置も気にしておくことをオススメします。

ちなみに我が家ではたてすべり窓を多用しました。予算の関係上というのもありますが、たてすべり窓はどの部屋にも意外に合いますし、スタイリッシュでお洒落になったりします。

もちろん外から見て配置がバラバラになっていないように、出来る限りの微調整もおこなってもらいました。



外壁材、屋根材の種類や色

外壁材、屋根材の種類や色によっても家のイメージは大きく変わります。外壁材や屋根材の種類や色をうまく使えばシンプル、エレガント、和風、北欧風、アメリカンなど様々な系統の家に仕上げることも可能です。

ただ、家の外観の系統と家の中の系統があまりも違っていると中に入った時に違和感がありそうですよね。

それはそれで面白さがあって良いのかもしれませんが。。。

例えば外観が和風な感じなのに、中は洋風なインテリアだと。。。

外壁材の張り分け方によってもイメージが変わってきます。

例えば、外壁材を二種類、三種類と使用して、上下で張り分けたり、縦に張り分けることで系統の幅も広がります。

また、張り分けた外壁材のどちらにアクセントをつけるかによってもイメージが変わります。

例えば、外壁材を上下に張り分けた場合で上側にアクセントをつけると軽快的なイメージになり、反対に下側にアクセントつけると重厚的なイメージになります。
外壁材、屋根材についてはこちらの記事をご参考ください。

住宅設備のおすすめ<KMEW(ケイミュー)編>光セラとは?
外壁材、屋根材でとても有名なKMEW(ケイミュー)の私が気になったいくつかの商品についてご紹介したいと思います。 ケイミューの展示はパナソニックショウルームの中にあり一緒に見てくることができました。

屋根の形状

屋根の形状にはいくつかの種類があります。その中でも代表的な四つの屋根があります。

 

切妻屋根

切妻屋根

切妻屋根は、一般的な三角型の屋根です。
金額面では安く、雨漏り発生のリスクは最も低くなります。

 

寄棟屋根

寄棟屋根

寄棟屋根は、四面の構造の屋根です。
風の影響を最も受けにくいといわれています。

ソーラーパネルの設置数が減ってしまうので、太陽光発電を考えている方には向いていません。

 

片流れ屋根

片流れ屋根

片流れ屋根は、どちらか片側に下がる屋根になります。金額面では最も安くなりますが、雨の流れる向きが一方向になってしまいます。

 

招き屋根

招き屋根

招き屋根は、切妻屋根を段違いにしたようなタイプの屋根です。切妻屋根よりも、雨漏り発生のリスクは高くなります。

家の外観でも決めることがたくさんあって大変ですね。疲れたぁ。。。

最後に、注文住宅で家の外観を決める時にもう一つ気にしておきたいことがあります。

それは近隣の環境との調和です。
自分の家が周りの景観と全く合っておらず、浮いてしまっているなんてことにはなりたくないですよね(T-T)