和室は何畳が理想?

間取り

注文住宅を建てることが決まれば、ハウスメーカーで建築士さんとの打ち合わせのときに間取りを決めます。

そのときに和室を一部屋つくりたいなーと考える方も多いのではないでしょうか。

現在は昔と違って洋室が主流になっていますので、和室に馴染みがなかったり、和室がなくても全然平気という方もいらっしゃると思います。

私は和室が欲しいという考えでした。

今までの生活で和室がなくても特に不自由はありませんでしたが、やはり和室があれば客室として使いやすいのがいいですよね(  ̄▽ ̄)

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間取りで和室をつくりたい

和室をつくるには一部屋増やすことになりますので、我が家は3LDKの間取りで考えていたので3つのうちのどれかの部屋を和室にしないといけません。

しかし、もともと二階建てで二階部分に3つの部屋を配置する予定だと、和室が二階になってしまいます。

私は和室は客室として使いたいので、できれば一階に配置しておきたいという考えでした。

もちろん4LDKの間取りにして一部屋を和室として一階に追加したらいい話なのですが、予算上の問題で。

ハウスメーカーにもよるかもしれませんが、一部屋を追加したら一部屋分の追加費用と増えた建築延床面積の費用のダブルでかかる可能性もあります。

建築延床面積と費用に関してはこちらの記事にも少し書いているのでよろしければご参考ください。

間取りの打ち合わせで大変だったことは?
注文住宅を建てるときに、家の間取りを考えるのは本当に悩みます。

二階部分の部屋を2つにして、一階部分に和室とLDKでもよかったのですが、どうもその間取りがアンバランスになっていて気に入りませんでした。(二階部分の面積が一階部分の面積に比べかなり狭くなってしまっていました)

そして予算や間取りを気にしながら建築士さんと考えた結果、畳コーナーをつくることにしました。

畳コーナーとは

畳コーナーとは、

フローリングのリビングやダイニングの一部分に設ける畳スペースの事を指す。一般的に腰を掛けたり、畳の下を収納にする事から、床(フローリング)レベルよりも高いレベルに設ける事が多い。バリアフリーの事を考え、床レベルとフラットにする事もある。

出典元:リフォーム用語集の解説|コトバンク
私のハウスメーカーでは畳コーナーであれば一部屋分の追加費用はなかったのです。(何畳以上になると一部屋扱いになるという制限はありました)

ただ増えた建築延床面積の費用はかかりますが。

ですから本当は大きい和室や畳コーナーが欲しかったのですが、予算の都合上3畳に満たない程度の畳コーナーとなってしまいました。

でも満足しています。

リビングと連続している畳コーナーなので3畳なくても広く感じそうですし(*^¬^*)

琉球畳のメリットとデメリットは?
注文住宅で間取りを考えていくときに、和室や畳コーナーをつくりたいと考えている方も多いと思います。

和室の広さは何畳が理想?

和室の写真
和室の間取りは客室として使うには一般的に6畳の広さがあればいいようです。そうすれば真ん中にテーブルと4人程度座るスペースが確保できます。

ただ少し狭く感じるかもしれません。

ゆったりと客室として使うには、8畳あれば理想です。そうすれば使い方によってはテーブルと6人程度の座るスペースを確保できます。

3畳では和室(個室)にするには狭すぎるので、リビングや他の部屋と連続して使うように畳コーナーとしてつくるほうが使い勝手がいいです。

和室(個室)として使うには、最低でも4.5畳は欲しいところですが、客室として使うには狭く感じそうです。



和室・畳コーナーのある間取りの住宅の割合

株式会社アキュラホーム住生活研究所によれば、

和室・畳コーナーのある間取りの割合は、2009年:62%、2014年:63%、2015年:68%、2016年:71%と増加傾向であることが分かりました。その一方で、2009年には6帖以上の和室が47%あったにも関わらず、2016年にはわずか8%にまで減少していることが分かりました。

出典元:アキュラホーム住生活研究所「2017年住宅傾向調査」|PR TIMES

 

上記はアキュラホームが手がけた全国100軒の住宅の間取り調査になります。

和室や畳コーナーをつくる方は年々増えてきていることがわかります。

しかし、和室や畳コーナーの広さは年々減少しています。これは時代の流れとともに、和室を客室として使うことが減少していると考えられます。

昔に比べ来客者を家に入れる頻度は減ってきているのかもしれません。確かに我が家でも現在賃貸マンションですが、来客者を入れたことはほとんどありません。

まとめ

和室が欲しいとお考えの方は、予算や土地の広さに余裕があれば和室を気にせずにつくれますが、私のように予算的に難しい方は畳コーナーをつくるのもひとつの方法だと思います。

もしくはリビングやどこかの部屋を広くしておいて、その部屋の角にでも畳を自分たちで購入して床に敷くという方法もあります。

こちらの記事でDAIKEN(ダイケン)の畳について書いていますのでよろしければご参考ください。

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ただ畳コーナーは個室として使うには難しく、もちろん客室としては使えません。

しかし、上記の和室・畳コーナーのある住宅の間取りの割合にもあるように、来客者があまり来ないと予想されている場合には客室の必要性はそこまで無いと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。