賃貸マンションを借りるときや住宅を購入するときに気になるのが、住んでからの騒音トラブルです。
やはり騒音トラブルはできるだけ避けたいものです。
賃貸マンションを探しているときや、住宅を購入するときなど「防音」、「遮音」、「吸音」という3つの言葉を見聞きする機会が増えてきます。
私は今までそれぞれの意味をあまり深く考えたことがありませんでした。
防音・遮音・吸音とは
防音・遮音・吸音という言葉のそれぞれの意味と違いがわからないという方は多いと思います。
それぞれに違いはあるのでしょうか。
防音とは
「防音」とは、外の音が室内に入ったり、室内の音が外に漏れたりするのを防ぐことを意味します。
防音は、音を防ぐこと自体を意味しています。
遮音とは
「遮音」とは、防音をする方法のひとつであり、具体的には空気中で伝わってくる音を遮断して、外へ音が透過しないようにする方法を指す言葉です。
遮音は、音を防ぐために行う方法を意味しています。音を反射させて外に漏れないようにします。
吸音とは
「吸音」も遮音と同じく防音をするための方法です。音を吸収することで音の反射を防ぎ、音が室外に透過することを防いだり、音を発している室内における音の反響を抑える方法を指す言葉です。
吸音も、音を防ぐために行う方法を意味しています。音を吸収して外に漏れないようにします。
防音・遮音・吸音の違い
同じような意味にもみえますが防音・遮音・吸音の違いは、
となります。
つまり防音をするには、なんらかの遮音や吸音を行わなければなりません。
防音対策には遮音や吸音が必要!
防音対策をするには、何らかの方法で遮音や吸音をする必要があります。
私の解釈では、
と考えています。
遮音と吸音の両方の効果がある防音が、最も音を防いでくれそうです。使い方によったら、遮音と吸音のどちらか一方だけの防音ではあまり効果を発揮しない可能性があります。
遮音材や吸音材は、それぞれの遮音、吸音を意味していますが、防音材は遮音材と吸音材の2つの効果がある、もしくはどちらかの効果があると考えていいと思います。
ですから遮音カーテンの場合、遮音性はありますが吸音性はないと考えていいと思います。
鉄筋コンクリートは遮音性は高いですが吸音性は低いと思います。コンクリート打ちっぱなしの部屋などでは声が異常に響きますので。
まとめ
防音対策をするには、遮音や吸音を行う必要があります。
遮音は音の遮断、吸音は音の反響を小さくする効果があります。遮音や吸音のそれぞれの効果をいかして、防音対策を行っていきたいところです。
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