壁の厚い部屋、壁の薄い部屋の見分け方。遮音性のある壁は叩けばわかる?

家を買うときや賃貸で部屋を借りるときに、不安なことはいくつかあります。

その不安なことのひとつとして近隣からの騒音が聞こえてこないかどうか。
私も経験がありますが、自分の部屋にいて騒音が聞こえてくると本当につらいです。

外だったら騒音がうるさくても移動すれば大丈夫ですが、自分の部屋ではそう簡単に移動することができません。
特に深夜眠りにつくころに騒音が聞こえはじめると、ひたすら我慢しなければなりません。

できるだけ壁が厚く遮音性があり、防音効果の良い部屋に住みたいと考えている方も多いと思います。

私も隣人の騒音に悩まされてからは、壁の厚さなどよく調べるようになりました。
今回は、壁の厚い部屋と壁の薄い部屋の見分け方についてを書いていきます。

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壁(建物)の構造の種類

賃貸の部屋を探しているときに、物件の詳細をみているとだいたいは建物の構造の種類が掲載されています。

『建物の構造:RC造』

という感じで掲載されています。

構造の種類にはいくつかありますが、ここではよく見聞きする代表的なものを書いていきます。

木造

一戸建ての住宅では、木造で建てられるケースが多いです。

反対にマンションなどの大きな建物は、ほとんど木造では建てられていません。

木造住宅とは、特に決まった定義はないが、柱や梁などの主要な構造部分が木材でつくられた住宅のことを指す場合が多い。

出典元:住宅用語大事典|SUUMO

木造は、通気性が良いといわれています。

鉄骨造(S造)

鉄骨造は、Steelの頭文字をとってS造とも呼ばれています。

鉄骨造とは、鉄骨を構造材料としてつくる工法・構造のこと。

鉄骨は燃えにくく強度が高く、大きな力が加わったときに折れずに変形するだけですむ。重量鉄骨造と軽量鉄骨造の2種類がある。

出典元:住宅用語大事典|SUUMO

重量鉄骨造は鉄骨の鋼材の厚さが6mm以上のものをいい、軽量鉄骨造は鋼材の暑さが6mm未満のものをいいます。

鉄筋コンクリート造(RC造)

鉄筋コンクリート造は、Reinforced Concreteの頭文字をとってRC造とも呼ばれています。

鉄筋コンクリート造とは、圧縮力には強いがもろいコンクリートを、引張力に強い鉄筋で補強した構造。

出典元:住宅用語大事典|SUUMO
鉄筋コンクリート造は簡単にいえば、鉄筋を組んだ枠にコンクリートを流し込んで造られる構造です。

鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)

鉄骨鉄筋コンクリート造は、Steel Reinforced Concreteの頭文字をとってSRC造とも呼ばれています。

鉄骨鉄筋コンクリート造とは、鉄筋コンクリート造の鉄筋の枠組みの中心部にさらに鉄骨が組まれている構造です。

マンションなどの大きな建物では、鉄筋コンクリートや鉄骨鉄筋コンクリートで建てられているケースが多いです。

建物の構造からみる遮音性の見分け方

一般的に遮音性は気密が高く重量のあるものほど、その効果を発揮するといわれています。

鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造では、重量のあるコンクリートを枠組みの中で固めて造られるため、建物の構造の中では最も遮音性に優れている構造になります。

鉄筋コンクリート造と鉄骨鉄筋コンクリート造では、遮音性はほぼ変わないようです。

一方、木造や鉄骨造では重量のあるコンクリートで固めないため、気密は低く重量は小さくなります。
そのため木造や鉄骨造では、遮音性には優れていません。

木材と比べると鋼材のほうが気密性や重量があるので、木造と鉄骨造で比べるとまだ鉄骨造のほうが遮音性は良いです。

重量鉄骨造と軽量鉄骨造ではmm単位の違いになるので遮音性はあまり変わらないようですが、やはり少しでも厚さがある重量鉄骨造のほうがまだ遮音性が良いと思います。

建物の構造からみる遮音性が良い順

私が過去に住んできた賃貸マンションや調べた結果から考えますと、

1、鉄筋コンクリート造

 

1、鉄骨鉄筋コンクリート造

 

3、重量鉄骨造

 

4、軽量鉄骨造

 

5、木造

の順に遮音性が優れていると考えられます。

ただ、遮音性に優れている鉄筋コンクリート造だからといって近隣の音が全く聞こえないわけではありません。

私も少しでも騒音に悩まされないように鉄筋コンクリート造の物件に絞って探していたことがあります。

しかし鉄筋コンクリート造でもその物件によっては、隣の部屋の音や喋り声が普通に聞こえてくるところもあります。
反対に全く聞こえてこないところもあります。

どうやら鉄筋コンクリート造でも、部屋全ての壁でコンクリートを流し込んでいないこともあるようです。

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防音効果の良い部屋を選ぶ

インターネットや不動産屋で物件を探していると、楽器可能やペット可能などと掲載されているところがあります。

それらの物件では、遮音や吸音など音に対して配慮されている構造となっている可能性が高いといえます。

しかし、そもそも楽器も弾かないしペットも飼わないといった方からすると、かえって楽器の音や動物の鳴き声が少しでも聞こえてくると耳障りになる可能性もあります。

壁の厚い部屋・壁の薄い部屋の見分け方、内覧で確認すること

コンクリートで固められた壁、すなわち壁の厚い部屋(遮音性の良い壁)の見分けは内覧したときの見た目だけでは全くわかりません。

不動産屋に聞いても「鉄筋コンクリート造なので遮音は大丈夫だと思います」というような感じ具体的に教えてくれなかったりします。

壁の厚い部屋(遮音性の良い壁)の見分け方は、実際に壁を叩いてみるのが一番です。
壁を叩くといっても、ノックをする程度で大丈夫です。

壁を叩いて、「コーン、コーン」と壁の中に空洞があるような音がしたら壁の薄い部屋(遮音性が良くない)可能性が高いです。おもいっきり叩いたら穴が空きそうな壁です。これではコンクリートの壁ではない可能性が高いです。

反対に無音に近い音や、実際にコンクリートや石を叩いたときのような音であれば壁の厚い部屋である(遮音性が良い)可能性が高いです。

おもいっきり叩いてもこちらの手がダメージを受けそうな壁です。
また壁の中に空洞がなく、中がしっかり詰まっているという感じの壁です。

文章だけではなかなか伝わりにくいとは思いますが、遮音性の良い壁(厚い壁)すなわちコンクリートの壁とそうではない壁(薄い壁)を叩いてみると全く音が違います。

このことがわかって以来、私は内覧に行くときには必ず確認のために壁を叩くようにしていました。

私も何度か叩いているうちになんとなくわかってきたのですが、内覧に行くまでに練習と確認のために住んでいた部屋の壁をたくさん叩いたのを覚えています。

まとめ

遮音性は建物の構造によって異なります。
最も遮音性が良いといわれているのが鉄筋や鉄骨鉄筋コンクリート造の建物です。

建物の構造は、遮音性のよし悪しを見分ける方法のひとつとして考えることはできます。

しかし、鉄筋や鉄骨鉄筋コンクリート造でも騒音トラブルはありますので必ずしも安心とはいえません。

少しでも騒音トラブルをなくすために、壁を叩いてみることをおすすめします。

壁を叩くことで、ある程度は遮音性の良さ(壁の厚さ)を見分けることができます。

遮音性について色々書きましたが、騒音トラブルで最も重要なのは、やはり近隣の住人のマナーが大きく関わってくるのかもしれません。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

防音・遮音・吸音についてはこちらの記事をご参考ください。

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