さあ、月初になりました。今月も住宅ローンフラット35の金利を見ていきましょう。
前月9月にはまたしても金利が下降していましたが、10月も下降しているのでしょうか。
フラット20とフラット50とあわせて、それぞれの金利を見ていきましょう。
フラット20・35・50の2019年10月(現在)の金利
フラット20・フラット35・フラット50の2019年10月の、「新機構団体信用生命保険つきの金利」「新機構団体信用生命保険なしの金利」を記載しています。
新機構団体信用生命保険(以下新機構団信)つきの金利
2019年10月時点のフラット20・フラット35・フラット50の新機構団信つきのそれぞれの金利です。
借入期間20年以下
融資率9割以下:1.06%(年)
融資率9割超:1.32%(年)
借入期間21年以上35年以下
融資率9割以下:1.11%(年)
融資率9割超:1.37%(年)
借入期間36年以上50年以下
融資率9割以下:1.48%(年)
融資率9割超:1.74%(年)
※新機構団信つきの金利は、現在各金融機関で掲載されている金利です。
新機構団信なし(加入しない・できない)の金利
2019年10月時点のフラット20・フラット35・フラット50の新機構団信なしのそれぞれの金利です。
新機構団信なしの金利は、新機構団信つきのそれぞれの金利から0.2%引きます。
借入期間20年以下
融資率9割以下:0.86%(年)
融資率9割超:1.12%(年)
借入期間21年以上35年以下
融資率9割以下:0.91%(年)
融資率9割超:1.17%(年)
借入期間36年以上50年以下
融資率9割以下:1.28%(年)
融資率9割超:1.54%(年)
まとめ
2019年10月の金利は9月と比べて多少の変動はあったものの、大幅な変動はありませんでした。
しかし!それは9割超以外の話です。なんとフラット20、フラット35、フラット50のいずれも9割超の金利が大幅に下がっています。
実は10月から制度が変更になっています。
現在、融資率が9割を超える場合は、融資率が9割以下である場合の金利に年0.44%の金利を上乗せしていますが、上乗せする金利を年0.26%に引き下げます。
出典元:【フラット35】2019年10月の主な制度変更事項のお知らせ|住宅支援金融機構
2019年10月1日以後の資金実行分から適用になるようです。9割超の金利で契約する予定の方からしたらお得な制度変更となっています。
2019年9月のフラット35の金利については、こちらの記事をご参考ください。
フラット35の7月~9月(2019年)の新機構団信あり・なしの金利は?
近年住宅ローンの金利は、下降し続けており低金利が継続しています。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。