住宅を購入すると、家具や家電などたくさんの物を部屋に合わせて揃えなければなりません。
カーテンもそのひとつです。
カーテンにも様々な種類がありますが、今回はロールカーテンについてのことを書いていきたいと思います。
ロールカーテンとは
ロールカーテンは、ロールブラインドやロールスクリーンとも呼ばれています。
一枚布の幕を窓などの上部に取り付けた棒から吊るして日よけや目隠しとし、使わないときは棒を回転させて巻き上げるブラインド。室内の間仕切りなどにも用いる。◇「ロールスクリーン」「ロールカーテン」などともいう
出典元:ロールブラインド|コトバンク
ロールカーテンは使わないときは上に巻き上げて、使うときには下に伸ばす仕組みです。
ロールカーテンの種類
ロールカーテンにはいくつかの種類がありますが、そのなかでも今回は3つのタイプを見ていきましょう。
プルコード式
ウェイトバーの真ん中辺りについている紐(プルコード)を引っ張る続けることでカーテンが下がり、紐を軽く引っ張り手を離すことでカーテンが巻き上がります。
チェーン式
ロールカーテンの側方についているチェーンを引っ張ることで、カーテンを上げ下げすることができます。
チェーンが輪っか状になっているので、片方を引っ張るとカーテンの巻き上げ、もう片方を引っ張るとカーテンを下げます。
ワンタッチ式
ロールカーテン側方のチェーンを引っ張ることでカーテンを下げ、チェーンを軽く引っ張り手を離すことでカーテンが巻き上がります。
ワンタッチ式は、プルコード式とチェーン式の両方の特徴が備えられています。
ロールカーテンのメリット
ロールカーテンの良いところを3つ書いています。
通常のカーテンにはない良さがあります。
細長い窓に合わせやすい
ロールカーテンは、縦すべり窓のような細長い窓に合わせやすくなります。
細長い窓に一般的な普通のカーテンをつけることもできますが、個人的にはロールカーテンのほうがしっくりくるような印象です。
採光の量を調節しやすい
ロールカーテンであれば、下から上に向かって布を巻き上げていき止めたい高さで止めることができるので、採光の量を調節しやすくなります。
おしゃれになる
ロールカーテンは一般的な普通のカーテンと違いヒダ山やプリーツなどがないので、フラットなカーテンになります。
フラットなカーテンなので部屋のクロス(壁紙)とうまく組み合わせることで、おしゃれに見せやすくなります。
ロールカーテンのデメリット
ロールカーテンの良くないところを4つ書いています。
ロールカーテンにして後悔しないために、欠点もしっかり把握しておきましょう。
外からの視線が気になる
一般的な普通のカーテンであれば、採光や風を取り入れるためにドレープカーテンを開けてレースカーテンを閉じていれば、外からの視線は気になりません。
しかしロールカーテンであれば、採光や風を取り入れるためにロールカーテンを巻き上げると外からの視線を遮るものがなくなってしまいます。
我が家でもロールカーテンを取り付けてる場所がいくつかあるのですが、その場所によっては採光や風を取り入れるためにロールカーテンを完全に上まで巻き上げたいときでも外からの視線を気にしてしまいロールカーテンを開けずにいることがあります。
ロールカーテンの後ろに突っ張り棒でレースカーテンを取り付けようか考えましたが、見た目的に微妙な感じになりそうなので結局していません。
風が吹くとバーが壁に当たってうるさい
ロールカーテンは下部に固い棒がついています。その棒はウェイトバーやエンドバーと呼ばれています。
このウェイトバーがそこそこの強い風が吹くたびに壁に当たって「ゴトッ!、ゴトッ!」と結構うるさいです。
少しくらいの風ならウェイトバーが壁に当たる音はしないのですが、「いい風が入って涼しいな」と思ったときにはだいたい「ゴトッ!、ゴトッ!」と壁に当たっています。
対処としてはロールカーテンを上まで巻き上げたら済むのですが、ただロールカーテンを上まで巻き上げたら外からの視線が気になる場合があります。
我が家でもウェイトバーが壁に当たる音がうるさいので、壁にクッション材のようなものを取り付けようか検討したことがあります。
洗濯時に手間がかかる
ロールカーテンが汚れて洗濯をするとき、通常のカーテンに比べて少々手間がかかってしまいます。
ロールカーテン本体やウェイトバーの取り外し、洗濯後もシワを伸ばすためにアイロンをかけたりと結構面倒くさく感じることがあります。
大きな窓では使い勝手が悪い
ロールカーテンを大きな窓(引違い窓など)に取り付けると使い勝手が悪くなる場合があります。
窓の種類については、こちらの記事をご参考ください。
よく出入りをする窓にロールカーテンがあると、出入りをするたびにロールカーテンを上まで巻き上げなければなりません。
一般的な普通のカーテンであれば、カーテンを開けずによけるだけで出入りできます。
ですから大きな窓でよく出入りをする窓では、ロールカーテンを取り付けると少々面倒で使い勝手が悪くなる場合があります。
まとめ
窓に取り付けるカーテンをロールカーテンにすると、様々なメリットとデメリットがあります。
ロールカーテンの良いところは、
- 細長い窓に合わせやすい
- 採光の量を調節しやすい
- おしゃれになる
などがあげられます。
反対にロールカーテンの良くないところとしては、
- 外からの視線が気になる
- 風が吹くとバーが壁に当たってうるさい
- 大きな窓では使い勝手が悪い
などがあげられます。
ロールカーテンは細長い窓にはおしゃれで使いやすいかもしれません。ただ生活をするうえでの使い勝手の良さでは、個人的には一般的な普通のカーテンのほうが良いと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。