階段や廊下の間取りで後悔したくない!直線階段や廊下のデメリット

間取り

注文住宅で間取りを決める際には、階段の構造や廊下の面積も非常に重要な箇所となります。

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階段の間取り

私の場合は以前の記事にも書きましたように、階段は玄関ホールからではなく、リビングから行ける間取り配置にしましたがみなさんはどう考えるでしょうか。

玄関階段のメリット・デメリットを書いている記事はこちら

玄関の間取りで後悔したくない!
家の顔とも言える玄関、家に入った時に、まずこの玄関の間取りの雰囲気次第で大きく家の印象が変わることと思います。 だからこそ、玄関の間取りにはこだわりたいという方も多いと思います。注文住宅ではそれが出来るのです.。゚+.(・∀・)゚+.゚

直線階段かU字型階段か

直線階段は踊り場もなく、まっすぐなタイプです。この場合、面積を最小限におさえることが可能になります。

しかし傾斜(勾配)が急になってしまうので老後の生活を考えるとデメリットになりますので、検討しないほうがいいかもしれません。

それにもしこの階段上で転倒したら間違いなく一階まで転げ落ち、大怪我をする可能性も高くなります。

U字型階段は折り返し階段やまわり階段があり、折り返し階段は踊り場があるタイプで、まわり階段は踊り場がないタイプになります。

折り返し階段は必要面積が多くなりますが踊り場をつくることができ、また傾斜も直線に比べれば緩やかになります。まわり階段も踊り場を除けば同じことが言えます。

U字型であれば階段上で転倒したとしても、一階まで転げ落ちるという事はまずないでしょうし、老後の生活を考えるとこちらのほうが良いと思います。

直線階段もU字型階段のどちらも、階段下に収納スペースは確保できます。

私はやはり老後の生活を考えると、直線階段では不安だったのでU字型のまわり階段にしました。老後になってから二階に行くのがしんどくて、二階の部屋をほぼ使わないなんてことは極力避けたいです。お年寄りの方でも実際そういう方もいらっしゃると思います。昔の家は特に階段の勾配が急なイメージですし。。。

 階段の傾斜角度(勾配)

階段の傾斜角度は、段数を増やすことで緩やかにする方法もあります。

階段部分の面積が狭いとその分、傾斜が急になります。

階段の傾斜角度は何度と言われてもピンと来ませんので、実際にその角度に近い階段を上り下りして検討するのが一番いいと思います。

建てる家の階段の傾斜角度と同じ階段のあるモデルハウスを設計士もしくは営業マンに教えてもらい、そこで体験します。

私の場合も実際にモデルハウスの階段を上がり下りしてみて、もう少し緩やかな傾斜にしたいと考えることが出来ました。

傾斜角度を緩やかにするには段数を増やす必要があり、段数を増やすには廊下部分を削る必要がありましたが、廊下の面積が狭くなることに関しては、私の場合は特に気にならなかったのでその通りにしてもらいました。



廊下の間取り

廊下のある家に憧れるという方も多いと思いますが(私も初めはそうでした)、実際に廊下があることでデメリットになる点もあります。

私が考える間取りで廊下をつくる3つのデメリット

建築延床面積が廊下分増えてしまう

廊下をつくれば、当然そのぶん建築延床面積が広くなります。建築延床面積が広くなれば建築費用も高くなります。

そのため予算内で抑えたいけど、出来るだけお部屋を広くしたいという方にとってはデメリットになります。

廊下は家の真ん中に位置しやすいので採光が入りにくく、暗くなりやすい

部屋の扉を閉めると廊下が真っ暗なんていうことは絶対避けたいです。

日中でも廊下の電気をつけないといけないのは無駄な電気代が発生しますし。

廊下がある分、移動距離が増え動線効率も悪くなる場合がある

例えば、「リビングから廊下を歩いてトイレに行く」

よりは、「リビングから玄関ホールのトイレに行く」

というパターンのほうが移動距離が減ります。(細かいですけど)

他にも、「リビングから廊下に出て洗面所に行く」

よりも、「リビング横にある洗面所に行く」

というパターンのほうが動線の効率はいい気がします。

二階などで階段からの寝室、子供部屋、トイレの間はどうしても廊下は必要になりますが、一階に関しては廊下があると不便になることもあるのです。

考える事が少なくなりがちな階段や廊下の間取りも結構重要だということが本当によくわかりました(*・ω・)間取りは絶対に後悔したくないですねー。

LDKの間取りで後悔したくない!はこちら

LDKの間取りで後悔したくない!採光と畳コーナー
注文住宅で間取りを決める際に、営業の方から聞かれることがあります。