注文住宅で間取りを考えていくときに、和室や畳コーナーをつくりたいと考えている方も多いと思います。
その畳を普通の畳にするか琉球畳にするかで悩むこともあるかと思います。
最近ではおしゃれな琉球畳のほうが人気があるようです。
しかし、琉球畳にもメリットやデメリットはあります。
琉球畳とは
琉球畳とは、
琉球畳とは、もともとは沖縄地方で栽培されていた、カヤツリグサ科の「七島イ」(しちとうい)という植物を使用した畳のことを「琉球畳」と呼んでいた。しかし現在は、畳表に使用されている素材に関係なく(一般的なイグサや化学素材等)、半畳サイズ(正方形)で縁無しの畳を「琉球畳」というケースがほとんどである。
出典元:住宅用語大事典|SUUMO
琉球畳で有名なのが正方形の畳です。
琉球畳のサイズは、880mm×880mmが一般的といわれていますが必ずしもそうではありません。
また正方形の琉球畳だけでなく、長方形の琉球畳もあるようです。
琉球畳のメリット
琉球畳の良いところを4つあげていきます。
琉球畳はおしゃれ
琉球畳は普通の畳よりも、形や色・縁無しなどからおしゃれに見えやすいです。
また交互に畳の向きを変えることで、同じ色の畳でも色の見えかたが変わりおしゃれに見せることができます。
色も豊富なので、和・洋・モダンなど様々なシチュエーションにも対応できます。
琉球畳は畳コーナーに合わせやすい
和室でも琉球畳は合いますが、畳コーナーではとくに合います。
畳コーナーは和室に比べて開放感が出ます。
その畳コーナーを縁無しの琉球畳にすると、開放感がさらに大きくなります。
畳一枚を持ち運びしやすい
日常生活で畳を持ち運びすることはあまりないとは思いますが、もし持ち運びすることがあれば通常の一畳よりも半畳のほうが軽く持ち運びしやすいのでメリットとなります。
琉球畳はフラット(平坦)
琉球畳も普通の畳も基本的にはフラットです。
しかし普通の一般的な畳であれば、縁の分で、ごく小さな段差があります。
また、老朽化してもし縁がめくれあがるようなことがあれば、そこにひっかかってつまづくことだってありえます。
そういった面では、縁無しの琉球畳は通常の縁あり畳に比べてフラットになるのでメリットといえます。
琉球畳のデメリット
琉球畳の良くないところを2つあげています。
琉球畳は値段が高い
琉球畳は普通の畳よりも、畳の値段が高くなることがデメリットといえます。
ハウスメーカーによっては、注文住宅を建てる際に普通の畳は標準内(無料)で琉球畳はオプション(有料)となるケースもあるようです。
琉球畳は耐久性が低い
縁無しの琉球畳は縁ありの普通の畳に比べると、耐久性が低いといわれています。
畳の耐久性が低いと畳の交換時期が早くなるので、そうなるとお金も多くかかってしまいます。
まとめ
琉球畳のメリットは、おしゃれでどのシチュエーションにも合わせやすいことなどがあげられます。
普通の畳だと、少し古くさく感じてしまう方もいると思います。
琉球畳のデメリットとして一番にあげられるのは、やはり値段が高いことです。
縁無しの琉球畳は耐久性が低いといわれていますが、ダイケンの縁無し畳などは耐久性も高いようです。
畳コーナーについては、こちらの記事に書いていますのでよろしければご参考ください。


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