家づくりで住宅設備選びは、重要です。
現在、どこのメーカーも魅力的な住宅設備を出しているので非常に悩みます。
キッチン、バスルーム、洗面ドレッサー、トイレなど住宅設備を決めるところはたくさんあります。
我が家では、トイレの便器をTOTO(トートー)に決めました。TOTOのネオレストAH1という便器です。
TOTOネオレストAH1の機能(メリット)などについては、こちらの記事をご参考下さい。

今回は、TOTOのネオレストAH1を実際に使って感じたデメリットを書いていきたいと思います。
TOTO(トートー)ネオレストAH1のデメリット
TOTO(トートー)のネオレストAH1は、タンクレスで見た目がすっきりしており、掃除もしやすい便器です。
節水や節電機能も良く、光熱費をおさえることもできます。ただこのようなメリットばかりではなく、デメリットもいくつかあります。
出典元:https://jp.toto.com/products/toilet/neorest/plan/17.htm
蓋(フタ)が自動で開かないときがある
TOTOのネオレストAH1は、便器に近づくとセンサーで自動で蓋が開きます。用を足した後も自動で蓋が閉じます。
これは蓋を手動で開閉する手間が省けるので、非常に便利ではあります。
しかしこの自動開閉機能のセンサーが、ごくたまに感知してくれないことがあります。
つまり便器に近づいても蓋が自動で開かないことがあるのです。
手をかざしたりして待ったりもするのですが、急いでいるときなんかは自分で蓋を開けてしまいます。
トイレスタンプクリーナーを貼る場所が限られる
TOTOのネオレストAH1はフチなし形状でトルネード洗浄の機能があります。
この機能によって掃除がしやすく、汚れがつきにくいというメリットがあります。
しかしトルネード洗浄は従来型の洗浄と異なり、一方向から勢いよく洗い流すためトイレスタンプクリーナーを貼る場所が限られてしまいます。
トイレスタンプクリーナーを貼る場所によっては、トイレスタンプクリーナーの減りが異常に早かったり、反対に全く水に当たらずにトイレスタンプクリーナーが減らないといったことがあります。
洗浄剤の種類が限られる
TOTOのネオレストAH1は、タンクレスで見映えがよくすっきりした便器であり、掃除もしやすいというメリットがあります。
しかしタンクレスということで、便器の洗浄剤の種類が限られてしまいます。
タンクの上に置くだけタイプの洗浄剤や、タンクの中に入れるタイプの洗浄剤は当然使用出来ません。
手洗い場を別につくる必要がある
従来型のタンクありの便器であれば、タンクの上に手を洗える場所があります。
しかしネオレストAH1のように、タンクレスであればタンクの手洗い場が無いので、他に手洗い場をセットでつくらなければなりません。
広いトイレであれば問題ないのですが、横幅が狭いトイレであれば手洗い場が横にあると狭く感じてしまうかもしれません。
水はねしやすい
TOTOのネオレストAH1は、従来型の便器に比べ水はねしやすいと言われています。
とくに男性が立ってトイレをする場合、水はねして蓋や床に飛び散ることが多いです。
価格が高い
タンクレストイレはタンクありトイレに比べると、価格が高くなります。
そのなかでもTOTOのネオレストAHタイプは、他のタンクレストイレよりも価格が高く設定されているようです。
停電時は水を流せない
TOTOのネオレストAH1は、電気で水を流すタイプなので停電時には水を流せなくなってしまうというデメリットがあります。
ただ停電時の対処法はあり、手動レバーがついているのでその手動レバーを引っ張れば水を流すことができます。
ネオレストAH1の電池交換方法についてはこちらの記事をご参考ください。

まとめ
トイレといえばTOTO(トートー)と思い浮かぶ程、TOTOの便器は高性能と言われています。
TOTOの便器の種類はたくさんありますが、そのなかでもとくにネオレストAHタイプは機能が充実していておすすめです。
しかし、そんなネオレストAH1にもデメリットはあります。住宅設備を選ぶ際には、それぞれのメーカーのデメリットを比較することも大切です。
TOTOサザナのラウンド浴槽については、こちらの記事をご参考ください。
