浴室折れ戸のメリットとデメリットとは?

間取り

注文住宅で家を建てれば、浴室の扉をどうするか非常に悩みます。

折れ戸にするか、開き戸にするか、それとも引き戸にするのか。

それぞれの扉に良い面と悪い面がありますが、今回は浴室の折れ戸のメリットとデメリットについて書いていきます。

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折れ戸とは

まず折れ戸とは。

折り戸とは、開放時に折り畳めるようになっている戸の総称。戸は丁番で連結されている。

出典元:折り戸|SUUMO

折れ戸は浴室のほか、クローゼットやトイレなどで使われていることが多いです。

2枚折れ戸や3枚折れ戸などがあります。

折れ戸には、中折れ戸、間仕切り戸、クローゼットドアなどの種類があります。

浴室の折れ戸のメリット

では、浴室を折れ戸にした場合のメリットを挙げていきます。

戸の費用が安い

折れ戸の一番のメリットは、費用が安いところです。

我が家でも浴室の扉には悩みましたが、結局費用を優先して折れ戸にしました。

我が家で扉を選んでいたときには、

  1. 折れ戸
  2. 開き戸
  3. 引き戸

の順で費用が安くなっていました。

また、ハウスメーカーによっては浴室の折れ戸が標準で、開き戸や引き戸にすると追加費用がかかることがあります。

そのため開き戸や引き戸にすると、数万円も費用が高くなることがあります。

スペースをとらない

折れ戸の特徴としては、折り畳んで開く扉のため、開き戸に比べてスペースをとらないところです。

開き戸の場合、扉が開くスペースには物を置けないですし、近くに別の扉がある場合には扉同士がぶつかってしまうことがあります。

引き戸の場合には、壁の中に扉を引くスペースが必要になります。

その点折れ戸では、近くに物が置いてあっても開くことができますし、扉同士があたることはありません。

万が一のときも戸を開きやすい

浴室で身体が急変して倒れてしまう事故は結構あります。

もし身体を洗っているときに意識をなくして倒れ、扉にもたれかかっていたとしても折れ戸であれば外から開きやすいです。

開き戸であれば、こういった万が一のときにまともに身体があたってしまうことが多いため、戸を開けにくくなってしまいます。

把手にタオルを掛けられる

折れ戸は、浴室側の把手にタオルを掛けられる場合が多いです。

そこため、ボディタオルなどを掛けておいたり、バスタオルを掛けておくことができます。

浴室の折れ戸のデメリット

続いて、浴室を折れ戸にした場合のデメリットを挙げていきます。

掃除が大変

浴室を折れ戸にした場合、折り畳まれるところやレール部分に埃やカビが出てきたときに掃除をしづらいというデメリットがあります。

その点、開き戸や引き戸であればまだ掃除はしやすいと言えます。

といっても我が家でも浴室を折れ戸にしていますが、折れ戸にして後悔するほど掃除が大変という印象はありません。

折れ戸でもこまめに掃除していれば、埃もカビもそこまで溜まることはないと思います。

最近の折れ戸では、パッキンや樹脂パネルビードなどに工夫がされており、カビの発生を抑えたり、掃除がしやすくなるように考えられています。

安っぽく見える

浴室の折れ戸は、開き戸や引き戸に比べると少々安っぽく見えてしまいます。

好みもありますが、浴室内のバスタブや壁紙を格好よく揃えていたとしても、入り口の扉が安っぽいと格好よさが半減してしまいます。

ただ、何でも慣れるものでしばらくすると全く気にならなくなります。

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浴室の折れ戸のおすすめメーカーは?

浴室の折れ戸の大手メーカーには、

LIXIL
Panasonic
TOTO
YKKap など

があります。

その中で個人的におすすめするのはLIXILの折れ戸です。私がLIXILが良いと思ったのは、まずホームページが見やすく特徴がわかりやすいところです。

LIXILの折れ戸は、カビの発生を軽減し掃除がしやすく工夫されています。

詳しくはLIXILのホームページへ

おわりに

コスト面から浴室を折れ戸にする人は多いと思いますが、インテリアや掃除のしやすさにこだわる人は開き戸や引き戸にしたほうが良いかもしれません。

我が家では折れ戸にして現在それほど不満はありませんが、予算に余裕があれば引き戸にしておきたかったというのが本音です。