大きな窓が多い家の8つのデメリットは?

間取り

注文住宅を建てるとなると、窓の配置や大きさも考えなければなりません。

窓があると、風が通りますし採光も入りますし、お洒落にも見えやすいです。

大きな窓であればその分メリットが増えるように思いますが、大きな窓だからこそのデメリットもあります。

今回は、大きな窓が多い家にどのようなデメリットがあるかを書いていきます。

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大きな窓が多い家の8つのデメリット

大きな窓といえば、掃き出し窓といわれる窓を想像する方も多いと思います。

 

掃き出し窓とは、

窓の下部分が床面に接している窓のことをさします。元々は、室内のゴミをほうきなどで掃き出すための小窓であったが、現在ではリビングなどの大きな窓であっても、床面まで開口があれば「掃き出し窓」とよんでいます。ただし、2階以上のバルコニーを設けた掃出し窓では、バルコニーの防水立ち上がりを確保するために、窓と床面が接していない場合があります。

出典元:不動産用語集|LIFULL HOME’S

 

窓については、こちらの記事にも書いていますのでご参考ください。

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耐震性が低くなる

壁に囲まれた部屋と、大きな窓がある部屋とでは頑丈さはやはり前者のほうが高いです。

そのため掃き出し窓のような大きな窓が多い家となれば、そのぶん壁が少なくなってしまうので耐震性が低くなるといえます。

 

費用が高くなる

窓と壁では窓のほうが費用が高く、大きな窓と小さな窓では当然大きな窓のほうが費用が高くなります。



防犯性が低くなる

泥棒や空き巣が侵入する経路は、約6割以上が窓からの侵入です。そのうち、リビングやバルコニーの掃き出し窓からの侵入がとくに多いといわれています。

そのため大きな掃き出し窓が不必要に多い家は、泥棒や空き巣に侵入されやすくなる可能性があります。

 

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断熱性が低くなる

窓が大きくなるほど部屋の断熱性や気密性が低くなってしまうので、大きな窓が多い家は夏場にはより暑く、冬場にはより寒くなってしまいます。

 

光熱費が高くなる

大きな窓を多くつくりすぎて断熱性や気密性が低くなれば、エアコンなどの冷暖房機器を使用する頻度が多くなります。

また断熱性や気密性が低い部屋では冷暖房の効率が悪く、結果的に光熱費が高くなってしまいます。

 

家具の配置が制限される

大きな窓があると、その窓の前に家具を配置できないので部屋によっては家具の配置に困ることがあります。

その大きな窓が多い家となると、家具の配置はかなり制限されてしまいます。

 

遮音性が低くなる

壁に比べると窓のほうが、遮音性が低いので外の物音が聞こえやすくなります。

その窓が大きくて他にもたくさんあるとなれば、より遮音性は低くなってしまいます。

 

プライバシー面が気になる

大きな窓が多い家であれば、外からの視線を気にしなければなりません。

とくに夜に部屋の電気をつけた状態では、カーテンにもよりますがプライバシー面が気になります。

 

まとめ

家に掃き出し窓のような大きな窓があればメリットはあります。

 

そのメリットとしては、

採光がたくさん入る
風通しが良くなる
窓から出入りできる
開放感がでる

などがあげられます。

 

しかしその大きな窓が多い家には、デメリットとなることが多く出てきます。

大きな窓をたくさんつくる場合には、しっかりとメリットデメリットを考えてから決めたいところです。

 

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